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日本時間8月27日に発表された米エヌビディアの2027年1月期第2四半期(26年5~7月)決算は、単なる好決算ではない。
売上高は962.2億ドル(約15.3兆円)、調整後EPS(1株当たり利益)は2.22ドルと市場予想を上回り、データセンター売上高は890億ドル(前年同期比117%増)となった。さらに次四半期の売上高見通しは1080億ドルと、ついに四半期売上高1000億ドルの大台を突破する見通しである。これほど巨大な売り上げ規模に達してなお成長が加速していることは、AIインフラ投資が終盤にあるのではなく、むしろ次の段階へ入り始めていることを示している。
AI時代のエヌビディアは、長らくゴールドラッシュの「ツルハシとシャベル」に例えられてきた。オープンAI、アンソロピック、グーグル、メタ・プラットフォームズ、マイクロソフトなど、最終的にどの企業、どのAIモデルが勝者になるかはわからない。しかし誰が勝つにしても、AIをつくるには膨大な計算能力が必要になる。金鉱を当てるより、金を掘る全員に道具を売る。エヌビディアのGPU(画像処理半導体)は、まさにその立場だった。
データセンター売上高890億ドルは、その需要が依然として猛烈に強いことを示している。ただし、エヌビディアが売るものはGPU単体ではない。通信規格の「NVLink」から生成AIのパフォーマンスを飛躍させる「Spectrum-X」、CPU(中央演算処理装置)、ソフトウェアまでを一体化し、何十万という計算装置を1つの巨大なコンピューターとして動かす。
競争の単位は「半導体1個の性能」から、「AIファクトリー全体として、どれだけ効率よく知能を生産できるか」へ変わってきた。その方向をさらに進めるのが次世代AIプラットフォーム「Vera Rubin」である。今回の売り上げを支えている中心は「Blackwell」世代であり、Vera Rubinは次の成長を担うプラットフォームとして本格生産に入っている。
今回、ジェンスン・フアンCEOの発言の中で特に印象的だったのが、「AIは転換点に到達した」という言葉だ。
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