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キャリア・教育

「やっぱり若者にはかなわない」…なんて嘆く必要はない! 年齢を重ねて初めて手にできる《脳の新しい武器》の鍛え方

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「知識として積み上げた力」は、年齢を重ねるほど厚みを増していくという(写真:life-shooting/PIXTA)

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年をとることは、持っている力を失うことではありません。使う武器が変わるだけです――。そう語る明治大学教授の堀田秀吾氏によれば、脳には「衰えやすい力」と「衰えにくい力」の2種類があり、後者は、むしろ加齢によってその力を積み上がっていくそうです。
本稿では、脳の「衰えにくい力」の厚みをさらに増し、活用するためのポイントを堀田氏の著書『科学的に証明された 頭のいい人が習慣にしている 学び方の戦略』から一部を抜粋・編集する形で解説します。

「衰えやすい力」と「衰えにくい力」

年を重ねるにつれて、新しいアプリの使い方を覚えるのに時間がかかる。初めての場所で地図が頭に入りにくい。そんな経験が増えてくると、「やっぱり年齢には勝てないのかな」と少し寂しくなるかもしれません。

しかし、その思い込みには、待ったをかけておきましょう。

バージニア大学のソルトハウスは、20歳から70歳の3000人以上を対象にした大規模な分析をおこない、脳の「衰えやすい力」と「衰えにくい力」のあいだに、はっきりとした違いがあることを示しました。

「衰えやすい力」は研究者が「流動性知能」と呼ぶもので、初めて見る問題を素早く処理したり、瞬時にパターンを読み解いたりする力のことです。いわば、頭の中にある「スポーツカーのエンジン」のようなものです。

この力は統計的に見ると、おおむね20代後半から少しずつ低下していく傾向が確認できます。加齢との相関係数は約マイナス0.40という数値も報告されており、確かな下降傾向があることは否定できません。

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