ベンチシートになっていて、大人2人で座っても3人分ぐらいの余裕があるゆったりサイズ。背もたれも高く、キスしても後ろの席からバレません(しないけど)。しかも、612席もある巨大スクリーンの、ちょうど真ん中あたりに陣取る特等席。目の前は中央通路なので、前の座席の頭が視界に入らず、見晴らしも抜群です。
何がすごいって、こんなに条件のいい席なのに、通常料金のみというところ。普通の席と同じ料金で、広々した席に座れるのです。他の映画館にも、ペアシートがないか調べたところ、いくつかあるものの、追加料金が必要なところも多い。
知れば知るほど、「なるべくお金を使わずに、いい思いがしたい」という私の煩悩が満たされます。そんな小さな優越感に味をしめた私たちは、観たい映画より、座りたい席が先。本末転倒な映画ライフを満喫しています。
スパイダーマンのはずが、ちいかわに
6月にくだんのシートで『Michael/マイケル』を満喫した際に、冒頭の予告編を観て「次はスパイダーマンを観よう」と、約束していた私たち。ところが、スケジュールを確認してみると、スクリーン1で上映されているのは『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』ではなく、『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』だったのです。
大きなスクリーンを存分に生かした、迫力満点のアクション映画を観るか。それとも、特に興味のない子ども向けアニメを観るか。
せっかく映画館まで来たのだから、ここはスパイダーマンでしょう。
……普通なら。


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