東京都日野市の多摩丘陵の北端に、高幡台団地は広がっている。日野市の古賀壮志市長によると、入居が始まったのは1971年ごろで、ピーク時には1600戸を超え、人口も6000人以上に達した。
それから半世紀余り。UR都市機構が現在管理するのは938戸で、家賃は5万4100〜7万3200円だ。最寄りの京王線高幡不動駅までは坂を下って徒歩17〜25分かかる。同じころ全国で造られたニュータウンと同様、住民の高齢化と入居率の低下が進んできた。
その一角に8月4日、コンビニエンスストアが開店した。ローソンとKDDIが掲げる街づくり構想「ハッピーローソンタウン」の店舗で、6月に大阪府池田市の伏尾台ニュータウンに開いた1号店に続く2店舗目にあたる。戸建て住宅地だった池田に対し、集合住宅型の団地を対象とするモデルは今回が初めてだ。日野市とローソン、KDDIが6月に結んだ包括連携協定に基づく取り組みで、開店と同じ日にローソン、KDDI、UR都市機構の3者も協定を結んだ。
「とりあえずローソン行こうぜ」をつくる
この区画ではもともと、2011年からローソンストア100が営業していた。それを転換した店内には約3500品目が並ぶ。生鮮品は食品スーパーのコモディイイダの店舗から毎日輸送し、青果60品、精肉20品、冷凍魚7品を扱う。


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