有料会員登録 東洋経済オンラインとは
ビジネス #イランショック 国際秩序の激動

〈独自〉ホルムズ海峡の「影のタンカー船団」が原油輸送を再開…停戦崩壊後のリスク上昇、乗組員に数倍の報酬

6分で読める 有料会員限定
「影のタンカー船団」の主力を成す韓国のシノコーVLCC(同社ウェブサイトより)

INDEX

アメリカとイランの一時停戦が事実上崩壊したことで、ホルムズ海峡を通過する商船の危険度が再び高まっている。7月14日には、同海峡南側のオマーン沿岸の航路を進んでいたタンカー2隻がイランのミサイル攻撃を受け、乗組員1名が死亡、8人が負傷した。

そんな緊迫した情勢下にもかかわらず、ホルムズ海峡の出口にあたるオマーン湾にペルシャ湾岸産の原油をピストン輸送する「影のタンカー船団」が、早くも運航を再開したことが明らかになった。

財新記者の取材に応じたある船舶管理会社の関係者は、ギリシャの海運会社が運航する超大型原油タンカー(VLCC)が上述のオマーン沿岸の航路を利用し、ペルシャ湾とオマーン湾の間を(停戦崩壊後に)複数回往復したと証言した。

また、韓国の長錦商船(シノコー)の関係者も、財新記者の取材に対して「ホルムズ海峡のオマーン沿岸航路の通航を再開した」と認めた。シノコーは傘下の約40隻のVLCCをペルシャ湾に送り込んでいる、影のタンカー船団の“最大手”だ。

「リスク100%の冒険ではない」

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数