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食物連鎖の頂点に立つ人間が「肉食動物を食べない」3つの理由《ライオンの肉》の飼育コストは100gあたり2万円!

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人間が肉食動物を食べない3つの理由について解説します(写真:nickdalephotography/PIXTA)

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植物を食べる昆虫を小動物が食べ、その小動物を猛禽類や肉食の哺乳類が食べ……。私たちは、小学生のときに習ったこうした食物連鎖の頂点に立つ生き物のはずですが、ちょっと考えると不思議なことがあります。そう、なんで私たちは連鎖の下位にある肉食動物をほとんど食べないのでしょうか。
本稿では、九和律(9割が知らない雑学)氏の著書『生命・地球・植物・動物・宇宙をめぐる46億年の物語 科学の教養大全』から一部を抜粋・編集する形で、その3つの合理的な理由について解説します。

捕食者の頂点に君臨する人間が食べる物

突然ですが、皆様は、動物になぜツノがあるか知っていますか? 攻撃用と思うかもしれませんが、少し違います。実はツノは基本的に草食動物にしかありません。なぜかというと、ツノは突進して相手に突き刺して攻撃するのではなく、突進してきた肉食動物に、カウンターを放つための武器だからなのです。

実際、肉食動物にあんなに大きなツノがあると、重くて素早く動けないためデメリットになります。学者が調べたところ、ツノを持つ有蹄類175種のうち、なんと164種が待ち伏せ型だったそうです。

ツノとは、草食動物が生み出した生存競争の結果なのです。このように自然界では厳しい生存競争が繰り広げられているわけですが、残念ながら、食物連鎖にしたがって、草食動物は肉食動物に食べられます。まぁ、肉食動物同士が食い合うこともありますが。自然界の摂理ですね。

さて肉食動物のさらに上、食物連鎖の頂点には人間が君臨しています。では人間が肉食動物を食べるのかと言うと、そうではありません。なんと人間も草食動物しか食べないのです。鳥、豚、牛。すべて草食動物(正確には雑食動物だが、食用はほぼ草しか食べない)です。ライオンの肉など、スーパーで見たことがありません。

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