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ランチ会で繰り出されるママ友たちからの《さりげないマウンティング》に心をザワつかせないで済ませる「3つの方法」

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他人との比較には、非常に高い心理的コストがかかっているという(写真:zon/PIXTA)
  • 櫻井 かすみ ファイナンシャル・ウェルビーイング研究者、ママ金融教育家、著者、ファイナンシャルプランナー、小学校教諭免許状保有

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「うちは新NISAで教育資金を貯めてるよ」「あの家族、毎年ハワイに行ってるよね」。ママ友との間でこんな会話が交わされるたびに、なんだかマウントを取られているように感じてしまうものですが、法政大学大学院ファイナンシャル・ウェルビーイング研究者の櫻井かすみ氏は、そもそも前提条件が違う相手との比較には意味がないと指摘します。
とはいえ、目の前の相手と自分を比べないようにするのは難しいもの。そこで本稿では、櫻井氏の著書『不安通貨 貯金や投資で消えない「お金の不安」を最新科学で解決』から一部を抜粋・編集する形で、他人との比較から生じる不安を取り除く3つの方法を紹介します。

自分より上を意識し続ける限り、安心は永久に訪れない

私たちは、自分の幸せを「自分で決めている」と思っています。けれど実際には、その多くが無意識のうちに「他人との比較」によって左右されているのです。この現象は、経済学や心理学では「相対所得仮説」として知られています。人は、自分がどれだけ得ているかではなく、周囲と比べてどうかによって幸福感を判断する、という考え方です。

例えば年収800万円を得ていても、周りが年収1000万円であれば自分は「下」にいると感じ、満たされない気持ちになります。一方で同じ年収800万円でも、周囲が年収400万円であれば、自分は「上」にいると感じ安心や満足感を覚えます。

ここで重要なのは、自分の金額そのものは変わっていないということです。変わっているのは、「位置」と「感じ方」だけ。つまり私たちは、現実そのものではなく、他人との関係の中で自分を評価しているのです。

この構造の中で生きている限り、誰かによって満たされ、誰かによって不安になる。つまり、自分の幸せが外側に委ねられてしまう状態になります。だからこそ必要なのは、「自分軸」で生きることです。自分軸とは、

■自分にとって何が大切なのか
■どんな状態のときに満たされていると感じるのか
■何のためにお金を使うのか

これを、自分で決めることです。

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