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大雪で柑橘が全滅…それでも「規格外品50キロ買います」一流ホテルが支え続ける、小田原・家族経営みかん農家の「本物の味」

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2026年2月の記録的な大雪で、みかんの木は雪に埋もれた(写真:八木下農園提供)

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2026年2月8日、小田原に記録的な大雪が降った。神奈川県小田原市江之浦にあるみかん農家「八木下農園」4代目の八木下敏雄さんは、妻の和子さんと直売所にいた。朝の時点では、積雪は数センチ程度。小田原は雪が降ることはあっても、通常すぐに解けてしまう。しかしこの日は、日中になっても雪はやまず、強さを増していった。

「えーーーっていう感じだった」と敏雄さん。

「忘れられない」大雪の日

通行止めになる道路もあったため、直売所は閉めることにした。自宅から乗ってきた軽トラックは動かせそうもない。車は置いたまま、歩いて帰ることにした。家までは徒歩数分の距離だが、あたりはまるでスキー場のようだったという。

帰宅してからはなすすべもなく、テレビを見ていた。ちょうど、衆議院議員総選挙の開票速報が流れていた。

大雪の日のみかん畑(写真:八木下農園提供)
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