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「揚げたてのポテトチップスを食べてみたい」
そんな夢をかなえるのが、湖池屋の「揚げたて直送便」だ。工場で製造したポテトチップスを生産から3日以内に出荷する完全受注生産の商品で、累計販売数は970万袋を超える人気商品となっている。
しかし、この商品、当初は「コンビニなどで買えるポテトチップスを、わざわざ送料を払って取り寄せる人がいるのか」と業界内から疑問視されたという。
それでも湖池屋は、価格ではなく「鮮度」という付加価値で勝負する道を選んだ。その背景には、長年にわたり価格競争に苦しんだ湖池屋ならではのブランド戦略があった。
「揚げたて直送便」を食べてみた
まずは、筆者も実際に「揚げたて直送便」を食べてみた。購入できるのは湖池屋オンラインショップでの予約販売のみ。
今回、購入したのは、しお味とのり塩が6袋ずつ入った12袋セットで、価格は3192円(税込み・送料別)だ。生産スケジュールに合わせて販売されるため、常時購入できるわけではない。
専用パッケージには、大きく「揚げたて」と書かれ、写真からも揚げたてならではのシズル感が伝わってくる。内容量は、75gと市販品よりも20gほど多い。
まずは、しお味から開封してみる。
袋を開けた瞬間、じゃがいもの香りがふわっと広がる。油っぽさはほとんど感じず、じゃがいもの甘みとうまみがダイレクトに伝わってくる。スナック菓子を食べているというより、素材そのものを味わっているような感覚に近い。不思議と罪悪感を感じにくいのが、ダイエット中の私にはちょっと恐ろしい。
続いて、のり塩。こちらも袋を開けた瞬間、青のりの風味が一気に広がる。のりとじゃがいもの相性の良さを、より実感させてくれるおいしさだ。

