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ライフ #何度でも開花する人

「有名になれば何かが変わるんじゃないかと…」青木さやかさん(53)が語る、30代の大ブレイクでも手に入らなかったもの

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青木さやか
コラムニスト芳麗さんの連載。今回登場するのは青木さやかさんです(前編)(写真:青木さやか公式Instagramより)
  • 芳麗 コラムニスト

INDEX

人生は、一度咲いて終わりではない。経験を重ねるほどに、何度でも新種の花を咲かせる人がいる――。コラムニスト・芳麗さんがひもとく新しい時代の人物伝。
今回は、青木さやかさん(53)。「どこ見てんのよ!」で一世を風靡したあと、唯一無二の存在として芸能界で活躍し続けてきた。一方、私生活では結婚・出産・離婚を経験。シングルマザーとして子育てする最中、大病も患った。近年では、母親との確執と和解を綴った著書も反響を呼び、文筆家としても注目されている。
時代の空気に揉まれながら、怒りと葛藤を抱えて生きてきた。彼女が体得してきた、簡単には美談にできない人生の思考とは(2回にわたってお届けします。今回は前編です。後編はこちら)。

過去は否定したくない

――最近は、ご自身の経験を綴った著作がヒットしたり、世相を斬るコメンテーターのお仕事もされたりと、ますます活躍の場を広げている印象があります。30~40代で公私ともに大きな経験を重ねて、50代に入ってまた新しい境地に入ったのかなと。

そうでしょうか、ありがとうございます。

私、何かがあったから自分がすごく変わったとか、そのおかげで今は幸せですとか、そういうふうな感覚はなくて。ただ、今もその道の途中にいるだけという感じなんです。確かに病気もしましたし、離婚もしました。でも、だから「今の青木さん、すごい幸せそうですね」と言われても、そんなこともないよって思うんです。そんなに簡単に変われないように感じます。

――“乗り越えた人”のように見られることには、違和感がありますか。

乗り越えたということも、もしかしたらあるかもしれません。もちろん、あの時代は大変だったとは思いますけどね。

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