スマートフォンに30万円を払う。そう聞けば多くの人が高いと感じるはずだ。サムスン電子が7月22日に発表した折りたたみスマートフォンの新型3機種は19万2680円から38万6780円で、10万円前後のミドルクラスなら2〜3台分に相当する。それでも同社が横折りスマホに関心のある層に実施した調査では、2人に1人が次の買い替えで検討すると答えた。なぜこれほど価格が高いのか。そして、高くても何が人を引きつけるのか。今回の発表には、その両方の答えが詰まっている。
19万円から38万円、3機種の値付け
サムスンが発表したのは、文庫本のように開く「Fold」2機種と、コンパクトミラーのようにたたむ「Flip」1機種だ。日本ではいずれも8月7日に発売する。
直販価格は256GBモデルで、最上位の「Galaxy Z Fold8 Ultra」が29万6780円、画面比率を刷新した新モデル「Galaxy Z Fold8」が26万9880円、縦折りの「Galaxy Z Flip8」が19万2680円だ。
値上げの度合いは機種で分かれた。従来型Foldの後継にあたるFold8 Ultraは前作比3万1030円、約12%の値上げで、1TBモデルでは38万6780円に達する。新形状のFold8は、昨年のFold7より4130円高いだけの水準に収まった。

