AI機能は3機種共通で、画面の内容から次の操作を先回りして提案する「Now Nudge」のポップアップ表示や、動画から選んだ人物だけを切り出す「マイファンカム」が加わった。音声指示でアプリ内の予約や注文まで進めるエージェント機能は、9月末に日本語対応を予定する。
サムスンはマーケティングメッセージに「折りたたみスマホならSamsung Galaxy」を掲げた。競合の折りたたみが相次いで登場するなかで、8世代かけて磨いてきた蓄積を、選べる品揃えの幅という形で押し出している。コンパクトさ、視聴の快適さ、性能の高さのどれを求める人にも受け皿を用意し、機種同士の一騎打ちではなく品揃えの厚みで競う戦略だ。
秋には選択肢がさらに増える
競合も動いている。OPPOは4月に「OPPO Find N6」(31万8000円)で日本の折りたたみ市場へ初参入し、モトローラは同社初の横折り型「motorola razr fold」を、サムスンの3日前となる8月4日に29万9800円で発売する。「Google Pixel 10 Pro Fold」を販売中のグーグルは、8月12日に新製品イベントを予告している。
そして、参入が噂され続けているのがアップルだ。米ブルームバーグは、アップル初の折りたたみiPhoneが9月の「iPhone 18 Pro」と同時期に登場すると報じた。有名リーカーのミンチー・クオ氏は、開くと7.8インチ、閉じると5.5インチ画面の横折り型で、価格は2300〜2500ドルと予測する。噂通りなら開いた画面は4対3に近い比率で、Fold8が先に置いた形とちょうど重なる。参入が現実になれば、30万円前後に各社が並ぶ横折りスマホは一気に主戦場へ変わる。

