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キャリア・教育

"不登校の子→登校に導く"二重三重の工夫、通信制ではなく文科省認定「学びの多様化学校」あえて選んだ中学校の考え方

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東京みらい中学校
東京都足立区にある東京みらい中学校(写真:筆者撮影)
  • 前屋 毅 フリージャーナリスト

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「不登校生徒のための中学校をつくりたいという話を東京都にしたら、『不登校なんだから通えないでしょう』と言われました」

こう話すのは、東京都足立区にある東京みらい中学校(以下、みらい中学)校長の定野司氏である。7年くらい前のことだったという。そして2024年4月、私立の学びの多様化学校の中学校として誕生した。

東京みらい中学校に「下駄箱」がない理由

学びの多様化学校は、もともと「不登校特例校」と呼ばれていたが、13年8月に文科省によって名称変更された。不登校児童生徒に配慮した特別の教育課程を編成できる「特例」が認められた学校である。

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しかし「学校に通えないのが不登校」なのだから、いくら特例校とはいえ、不登校生徒が簡単に通えるようになるとは考えにくい。

文科省は、学びの多様化学校を全国に300校設置(26年で84校)する目標を掲げているが、容れ物をつくっても児童生徒が通わないのでは意味がない。

「だからこそ、発想の転換が必要でした」と話す定野氏は、次のように続けた。

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