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【専門家が解説】生理・妊娠・更年期…女性ならではの《ダイエットを阻む3つの壁》を乗り越える科学的な「処方箋」

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女性に特有の「ダイエットの壁」の乗り越え方を解説します(写真:msv/PIXTA)

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本格的な夏を前にダイエットに励んでいる人も多いかと思いますが、最新の生理学の研究によれば、生理や妊娠、更年期など、女性に特有の身体変化がダイエットを阻む高い壁になっているそうです。
本稿では、明治大学教授の堀田秀吾氏と医師の木島豪氏の共著『科学的に実証された 超ダイエット習慣大全』から一部を抜粋・編集する形で、そうした女性特有の身体変化を踏まえたうえで、どのようにダイエットに取り組んでいけばよいのかを解説します。

甘いものが欲しくなる「生理前の2週間」

生理前になると、どうしても甘いものへの渇望が高まってしまう。毎月繰り返されるその波に、罪悪感を抱いてきた方は少なくないでしょう。けれどもこれは意志の弱さではなく、ホルモンの変化が引き起こす予測できる生理的反応です。

国立小児保健・人間発達研究所のゴルシウカらは、18~44歳の健康な女性259名を最大2周期にわたって追跡する前向きコホート研究を行いました。

各周期の月経期、卵胞期中期、排卵期、黄体期の4つのタイミングで24時間食事記録と食欲のアンケートを実施。生理前のおよそ2週間に当たる黄体期には、卵胞期に比べて総エネルギー摂取量が増え、甘いものを含む特定の食品への渇望が強まる傾向が示されました。

この変化の背景には、複数のホルモン的・神経的な仕組みが関わっています。

生理前の時期は黄体ホルモンのプロゲステロンが高い水準を保ち、基礎体温を少し上げてエネルギー消費をわずかに増やす一方で、食欲を強める方向にも作用します。

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