工作機械は、主に金属を切削・研削し、部品や金型を加工する機械のことだ。さまざまな機械が工作機械によって加工された部品や金型を使っていることから、「機械を作る機械」「マザーマシン」とも呼ばれる。
工作機械の受注増は、ユーザーであるメーカー側に「設備投資への意欲」があることを示している。そのため、景気の先行指標として市場関係者の関心は高い。
業界団体である日本工作機械工業会(日工会)では、毎月、会員企業からの受注状況を集計し、月次で速報と確報を発表している。今回は6月25日に発表された5月分の受注統計(確報)の結果をお伝えする。
歴代4番目の受注額
5月の受注総額は1770.1億円で、過去4番目の高水準となった。1700億円超えは3カ月連続。前月比ではマイナス6.3%だが、前年同月比はプラス37.5%と引き続き高い伸び率を示している。AI・ロボット関連の需要の急拡大にあわせて、工作機械の受注も外需を中心に急増している。
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