採用試験では最低限「T型人材」
前回は、中央大学国際経営学部の木村剛教授に、社会人として20件以上の公募(大学教員採用)に挑戦し、40代で大学院に再入学したリアルな苦労と、公募の厳しい現実について詳しく伺った。
今回は、総合電子部品メーカーの村田製作所で営業、マーケティング、経営企画などを担当した後、産業能率大学経営学部教授となった松尾尚氏に取材した。松尾氏は慶應義塾大学法学部法律学科を卒業後、ボストン大学経営大学院でMBAを取得。その後、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科博士後期課程を修了し、博士(学術)の学位を得た。
現在、大学教員として20年以上のキャリアを持つ。取材で印象的だったのは、大学教員採用で苦戦する人には共通点があること。それは専門性だけに依存し、専門分野の外側を持たないことだ。採用試験では最低限「T型人材」が求められ、その後はH型、N型へと成長していく必要があるという。
この記事は有料会員限定です
残り 2940文字


