一般的な大学教員像と異なるキャリア
前回、NTTドコモで20年にわたり研究を続け、通算46本の論文を積み上げた「継続力」を武器に、上智大学大学院の准教授ポストを得た深澤佑介さんの事例を紹介した。
今回は、そうした「研究者モデル」とは対極のキャリアをたどった人物である。河合塾小論文科専任講師から、大正大学で日本語表現や初年次教育(大学1年生を対象にした導入教育)を担当するDAC総合学修支援センター専任講師に至った中塚光之介さんだ。
予備校での2万人を超える指導実績と、自ら執筆・出版した書籍、授業力が「論文と同等の業績」として正式に認められ、大学教員のポストへとつながった。この異例のキャリアが示す採用の「新基準」の中身を読み解く。
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【「大学側」からのスカウトがきっかけ】

