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コロナ禍で勤務先が閉業——作家として生きる決意
「ハワイアン友禅」を編み出した後もequboさんは通常の仕事も続けていた。友禅はあくまでも趣味。だが、その軸足はだんだんと友禅よりになっていく。話を聞くと、友禅ができる職場へと段階的にシフトしていた。
新卒で入った会社を数年で退職した後は、平日に開かれる友禅教室へ通うため、あえて平日休みの職場を選んだ時期もある。免状を取得してからは週末のイベント出店が増え、今度は土日休みの会社へと働き方を変えた。コツコツと作品を作り、ハンドメイド展などで販売していた。
着物や帯だけではない友禅を作りたいと、ランプシェードやバッグなども制作、会社の休みを利用してイベントへ出店し販売していた。しかし、当時の売れ行きは満足のいくものではなかった。ハワイ柄を好む人が集まりそうなハワイアン展などにも出てみたものの、ハワイアン友禅のバッグはなかなか売れない。お客さんから「9800円もするの?高いわね。こんなの買えない」と言われたことも。

