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ライフ #廃墟モールの経済学

「核テナントが3つとも消滅」「運営元も耐えきれず経営破綻」…茨城・千葉の県境で「2つの廃墟モール」誕生の残酷背景

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茨城県潮来市の「アイモア」
茨城県・千葉県の県境に2つの廃墟モールが生まれたのはなぜ?(写真:筆者撮影)
  • 坪川 うた ショッピングセンター研究家・ライター

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ガラガラで人がいない。空き区画だらけ。BGMだけが虚しく響いている――。日本各地に、そんな「廃墟モール」が存在する。
かつて繁栄した商業施設は、なぜ廃墟になってしまったのか? 理由を探ると、7つの要因が見えてきた――この連載では、大手ショッピングモール会社での勤務歴を持ち、プライベートでも600以上のモールを巡ったライターの坪川うたさんが現地を実際に訪れてリポート。廃墟モールが生まれる理由をひもといていく。

前編では、テナントの撤退が相次いだのちに閉店し、建物が放置されてきた茨城県潮来市の「アイモア」の現状をリポートした。そして廃墟化した要因は、①競合施設の存在、⑥運営会社の破綻であると結論付けた。

現在の「アイモア」(写真:筆者撮影)

「アイモア」は茨城県と千葉県の県境に位置している。この県境付近で「アイモア」と同時期にオープンし、廃墟化しているモールがもうひとつある。千葉県香取市の「小見川アピオ」だ。

空き区画だらけの「小見川アピオ」

「小見川アピオ」は、JR小見川駅から徒歩約25分の場所に位置している。2006年3月に佐原市、小見川町、山田町、栗源町の1市3町が合併して香取市となるまで、小見川町だったエリアだ。

かつての小見川町に建つ「小見川アピオ」(写真:筆者撮影)
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