エンジンはスラクストン400と共通で、9000rpmで最高出力42PSを発揮する398cc・水冷単気筒だ。最大トルクは37.5Nmとなり、その80%が3000rpmという低い回転数で発生。信号待ち後の発進時など、低・中回転域で鋭いダッシュ力を体感できる。
サスペンションは、これもスラクストン400と同様、φ43mm倒立フロントフォークとプリロード調整可能なガス式モノショックを採用。足元には、ダブルスポークパターンの新設計ホイールと、オン・オフの路面に対応するデュアルパーパスタイヤのピレリ製「MT60RS」をマッチング。トラッカーモデルらしいルックスはもちろん、ロードユースに最適化されたグリップ力やハンドリングに貢献する。
ボディカラーは全3色。価格(税込み)は、黒のみ80万9900円、そのほか2色は82万2900円だ。
スラクストン400のポジション・足つき性
なお、今回のショーでは、実車に乗車することもできた。試しに両モデルにまたがってみたが、まず、スラクストン400は、燃料タンクが超スリムで、ニーグリップがとてもしやすい印象だった。ポジションは、前傾姿勢もさほどきつくないため、長距離走行の疲労も少ないことが予想できる。
ちなみに、既存モデルのスピード400もスポーティなタイプ。だが、両モデルを比較すると、スラクストン400のほうが、やや上体が前に倒れるポジションになっているようだ。
トライアンフによれば、スラクストン400のセパレート式ハンドルは、スピード400のバーハンドルと比較して40mm狭く、246mm低い設定。ステップの位置もスピード400比で86mm後方、27mm上方に配置する。これらにより、スラクストン400は、カフェレーサーらしいスポーティなポジションを演出しているという。

