スラクストン400とトラッカー400は、いずれも同社「モダンクラシック」シリーズに属する新型モデルだ。往年の名車などをオマージュしたスタイルに、最新の装備を融合させていることが特徴。街にマッチするスタイリッシュなフォルムはもちろん、ツーリングなどでも快適に走れることが魅力のシリーズだ。
従来、同シリーズは、1200cc・並列2気筒エンジン搭載の「ボンネビルT120」など大型モデルが中心だった。ところが24年に400cc・単気筒エンジン搭載の「スピード400」「スクランブラー400X」を国内投入。25年には「スクランブラー400XC」も追加し、いずれも普通二輪免許で運転可能なモデルとして話題となった。
カフェレーサー・スタイルの「スラクストン400」
そんな同社400ccモデルの最新作が今回紹介する2モデルだ。まず、スラクストン400は、「カフェレーサー」というスタイルを採用することが特徴だ。
1960年代のイギリスで生まれた同スタイルは、当時のレーシングマシンを模倣し、公道を速く走るために改造されたバイクを指す。前述したネオクラシックのなかでは、こうした往年のカスタムバイクをオマージュしたスタイルも人気が高く、同モデルもそれを継承している。
ちなみにトライアンフのスラクストンとは、64年以来続いてきた伝統のブランド。かつては1200ccの「スラクストン1200」というモデルもあったが、24年に生産終了。今回の400cc版は、その名を受け継ぐ復活モデルとしても注目される。

