子どもが親を怒らせるようなことをする、パートナーがイライラさせるようなことをする。こうしたことは、よくあることです。筆者は年間3000件以上の子育て・教育相談を受けていますが、このような類の相談は少なくありません。
この悩みを解決するためのアプローチはいくつもありますが、今回、松永さんにはある“真実”をお伝えします。それは、「子どももパートナーも、愛情表現がただ不器用なだけ」ということです。
子どもが「親を怒らせる」本当の理由
はじめに「子どもの不器用さ」についてお話しします。
子どもがわざと親が嫌がることをしたり、何度言っても聞かなかったり、あるいは急にわがままを爆発させたりするとき、親はつい「どうしてこの子はこんなに反抗的なのか」「私の育て方が悪いのか」と悩んでしまいます。
しかし、その行動の裏側をのぞいてみると、実はまったく別の感情が隠れていることがほとんどです。つまり、彼らの本音はこのようなものです。
「お母さん、僕を見て」「お父さん、もっと私に関わって」
子どもはまだ人生経験が浅く、「寂しい」という感情や「もっと構ってほしい」という欲求を、適切な言葉で表現する術を知りません。
