東洋経済オンラインとは
ライフ #「フシギな物件」のぞいて見てもいいですか?

中央線から見える「山肌を貫く巨大チューブ」の正体…バブルが生んだ、山梨《天空のマチュピチュ》規格外な"その中身"

10分で読める
斜面に伸びる巨大な建造物
斜面に伸びる巨大な建造物(写真:筆者撮影)

INDEX

思わず足を止めて眺めてしまうような、街中にある少し変わった形をした物件――。
いったいなぜ、そのような形になったのか。そこには、どんなドラマがあり、どのような生活が営まれているのか。
連載「『フシギな物件』のぞいて見てもいいですか?」では、有識者や不動産関係者に話を聞き、“不思議な物件”をめぐるさまざまな事情に迫る。

「山梨のマチュピチュ」「天空のニュータウン」――そう呼ばれる地が山梨県上野原市に存在する。新宿から約80分、中央本線「四方津(しおつ)」駅で下車すると、目の前に巨大な建造物が現れた。太いチューブのような物体が斜面を割くように伸びている。

住宅地まで続くコモア・ブリッジ(写真:筆者撮影)
【写真を見る】「なんだアレは…?」中央線から見える《山肌を貫く巨大チューブ》謎めいたその内部(18枚)

約4分で着いた「山梨のマチュピチュ」

駅を出て、チューブの麓にたどり着いた。「コモア・ブリッジ」と呼ばれるそこはガラスのドーム状の空間で、中央にエスカレーターがまっすぐ伸び、その両脇を斜めに動く「斜行エレベーター」が通っている。

エレベーターはドームの中をゆっくり動き出し、ガラス越しに山の緑が広がった。

コモア・ブリッジの中に入る。写真手前、両脇にある青い扉は斜行エレベーターの入り口で、正面にあるのがエスカレーターだ(写真:筆者撮影)
こちらはエスカレーターのように見えるが、斜行エレベーターの内部。箱はガラス面があり外が見えた(写真:筆者撮影)

4分ほどで頂上に到着した。下の乗り場との高低差は約88mだ。降り立った先にはなんとも“フシギなまち”が広がっていた。

2/6 PAGES
3/6 PAGES
4/6 PAGES
5/6 PAGES
6/6 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数