この動きを正しく行うと、胸が開いて呼吸が深くなり、姿勢がピンとして、体全体にスイッチが入る感覚を味わえるはずです。
②「腕を振って脚を曲げ伸ばす運動」—全身の連動性を高める
2番目の「腕を振って脚を曲げ伸ばす運動」は、「上半身と下半身の動きを連動させること」がテーマ。
注目してほしいのは「かかとの動き」です。かかとを上げた状態で腕を振りながら軽く屈伸し、腕を振り戻すタイミングで一瞬「トン!」とかかとを下ろします。この「曲げ伸ばしてトン!」というリズムが意外と難しく、腕と脚がバラバラになる方が続出します。
スムーズにできるようになると、腕と脚の連動性が高まり、日常の動きが軽やかになっていきます。加えて、かかとの上げ下げでふくらはぎの筋肉が刺激され、全身の血流がぐんと上がります。
【ポイント】
腕を「前後」ではなく「真横」に振ることが大切です。前後に振ってしまうと、肩がうまくほぐれません。かかとを上げた状態を意識しながら、腕を体の近くを通して真横に振りましょう。「トン!」とかかとを下ろすのは一瞬だけ。すぐにまたかかとを上げてリズムを続けてください。
正しいフォームを意識するだけで、動きも効果も別物になっていきます。3分間の価値は激変し、長年のラジオ体操がまったく新しい体操のように感じられます。


