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マツダを代表するスポーツカー「ロードスター」と「ロータリーエンジン搭載車」のミーティングで知るメーカーの姿勢

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2026年5月に開催されたロードスター軽井沢ミーティング2026の様子(写真:筆者撮影)
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軽井沢には、初心者マークを貼った自分と同年代の初期型ロードスターで宮崎から参加する女性など、熱いユーザーたちが集う(写真:筆者撮影)

トークショーにはマツダコレクション担当、クラシックマツダ、東洋シートの担当者も登壇し、それぞれの取り組みをファンへ直接伝えた。そして最も場を沸かせたのが、藤原清志氏(元マツダ代表取締役副社長・COO)の登場だ。

NDロードスターを「800kgで1.5L」という方向性で突き進む際、経営サイドから「そんな小さくして売れるのか」という大きな壁が立ちはだかった。それに対し「経営畑の2人が売れないというなら、つまり売れるってことだな」と言ったら会議室がシーンとして、それ以降誰も文句を言わなくなったというエピソードを披露。

あの軽量コンパクトなND型ロードスターが生まれ、それが記録的なヒットとなった背景を自画自賛ではなく、きっかけは作ったがみんなのおかげだったと伝えてくれた。

ここで重要なのは、藤原氏はマツダが招いたわけではないという事実だ。軽井沢ミーティング実行委員会が独自に声をかけた。マツダは協賛もスポンサードもしていない。メーカー主催のファンイベントであれば、現役OBを個別に一本釣りしてゲストとして招くことは、人事的にも広報的にも難しい。ファンの代表である実行委員会が主催しているからこそ、現役の開発責任者とOBが同じ壇上で本音を語れる場が生まれる。

榛名で開催されたロータリーミーティングでも新発表があった

2026年5月30日に開催された榛名ロータリーミーティング2026の様子(写真:筆者撮影)

一方、同時期に行われた榛名ロータリーミーティング2026では、ロータリーエンジン搭載車に乗るユーザーにとって、これから不安のタネとなりそうな電子制御式メタリングオイルポンプ(通称・メタポン)の問題について解決案の方向性が示された。

ロータリーエンジンの燃焼室を潤滑する専用ポンプであるメタポンは、FC型RX-7後期から電子制御式となった。壊れるとECU(Electronic Control Unit/電子制御ユニット)がフェールセーフを働かせ、エンジン出力を大幅に抑え込んでしまう厄介な代物で、その修理用の交換部品(補用部品)の一部車種向けが昨年ついに在庫切れ、完全な入手不可能状態に陥っていた。

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