ただ、食べた印象は、いつもの松屋の牛めしとはかなり違った。松屋の店舗で食べる牛めしは、タレと肉、ご飯の調和が程よい。一方、神戸牛牛めしは、脂の甘みとともに牛肉の存在感が前に出てくる。口に運ぶと、「牛肉を食べている」という感覚が強い。いつもの牛めしの延長というより、肉そのものの説得力が強い商品になっている。
創業ビーフRichカレー×黒毛和牛ハンバーグ(1681円)は、中食ならではの難しさも見えた
創業ビーフRichカレーも印象的だった。ふたを開けた瞬間から、スパイスの香りが立つ。ルーは粘度があり、スパイシーさの中に肉感がある。さらさら流し込むカレーではなく、一口ずつすくって食べるタイプだ。黒毛和牛ハンバーグは焼き目がしっかりあり、断面にも肉の密度がある。
