INDEX
吉本ばななさんがnoteに投稿したエッセイを読んだ。
筆者は、虐待サバイバーだ。物心ついたときから、母から肉体的虐待を受けてきた。その後は、精神的虐待、教育虐待、いじめ、ひきこもり、と人生の辛酸を味わってきた。そんな経験もあって、ゴミ屋敷や孤独死、毒親に関する本を多数執筆している。
そんな筆者が、ばななさんのエッセイで一番心がざわついたのが、猫の存在だ。
筆者もかつて「動物がすべて」だった
ずっと母の奴隷だったというお姉さんが「下半身が不随の猫を母が捨てる」と言ったとき、「体をはって母に反抗した」という。
それ以降「猫は姉の全てになった」と書かれている。(詳しくは、ばななさんのエッセイを参照)
そして今まさにその猫という存在が、高齢のお姉さんの命を脅かしている、というあまりに残酷なジレンマ。
その重い現実に心がぐっとつかまれて、ひりひりと痛くなった。
筆者もかつてお姉さんと同じように「動物がすべて」だったからだ。
