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「ゴミ屋敷で猫と暮らす」吉本ばなな氏の家族の姿に、かつて「動物がすべて」だった虐待サバイバーの私が"共感した"ワケ

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ゴミ屋敷 猫
吉本ばななさんが投稿した衝撃的なエッセイ。家族の現状に賛否の声が上がっています(写真:Hut/PIXTA)

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吉本ばななさんがnoteに投稿したエッセイを読んだ。

筆者は、虐待サバイバーだ。物心ついたときから、母から肉体的虐待を受けてきた。その後は、精神的虐待、教育虐待、いじめ、ひきこもり、と人生の辛酸を味わってきた。そんな経験もあって、ゴミ屋敷や孤独死、毒親に関する本を多数執筆している。

そんな筆者が、ばななさんのエッセイで一番心がざわついたのが、猫の存在だ。

筆者もかつて「動物がすべて」だった

ずっと母の奴隷だったというお姉さんが「下半身が不随の猫を母が捨てる」と言ったとき、「体をはって母に反抗した」という。

それ以降「猫は姉の全てになった」と書かれている。(詳しくは、ばななさんのエッセイを参照)

そして今まさにその猫という存在が、高齢のお姉さんの命を脅かしている、というあまりに残酷なジレンマ。

その重い現実に心がぐっとつかまれて、ひりひりと痛くなった。

筆者もかつてお姉さんと同じように「動物がすべて」だったからだ。

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