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梅雨どきの「体が重い」「暴食していないのに太った」には理由がある "水太り"に薬剤師が"きゅうり"を勧めるわけ

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きゅうりのキムチ
梅雨時期のむくみ、水太りにきゅうりがおすすめなわけとは…(写真:かぱこさん/PIXTA)
  • 平地 治美 薬剤師、鍼灸師。 和光鍼灸治療院・漢方薬局代表
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■きゅうりの健康作用

民間療法において、きゅうりは清熱(体の余分な熱を取る)作用、利水(余分な水分を排出する)作用、解毒(体に有害なものを除去する)作用を持つ食材とされています。代表的な摂り方は、すりおろしたきゅうりを水で薄めた「きゅうり汁」で、昔の人はこれを飲むことで、軽いむくみや熱感の改善に役立ててきたとされています。

このほか、梅雨の時期は「湿熱(しつねつ)」といって、体に熱がこもりやすくなります。きゅうりはこの湿熱も取り除いてくれるため、「湿+熱」によって起こるむくみをとるには非常に適した食材といえます。

栄養的にも理にかなった食材

栄養的に見ても、きゅうりはこの時期に摂るのに理にかなった食材です。

まず、約95%が水分で構成されているので、体を潤しながら代謝の循環を促します。また、ナトリウムの排出を促すカリウムが豊富に含まれているので、余分な塩分の排出や水分バランスの調整にも大きく寄与します。

そのほか、食物繊維が豊富なので腸内環境を整えるのに役立ちますし、ウリ科に含まれる苦み成分のククルビタシンには炎症を押さえる作用も期待されています。

脂質代謝に関わる酵素ホスホリパーゼも含まれているので、あくまで補助的ではありますが、代謝のサポートにもつながります。

きゅうりには体を冷やす作用があるので、摂りすぎや、冷やしすぎたものを摂ることは、特に体が冷えやすい人は控えたほうがいいでしょう(この点については、あとで詳しく述べます)。

■おすすめの食べ方

きゅうりを温める食材であるシソ(大葉)やショウガ、ニンニク、トウガラシなどの香辛料と組み合わせること。体を冷やしすぎるのを防ぎつつ、利水作用を活かすことができます。

例えば、きゅうりの酢のものは胃の働きを助け、二日酔いや食欲不振の回復にもよいとされていますが、このときに針ショウガを乗せたり、千切りにしたシソを乗せたりするといいでしょう。韓国料理のきゅうりのキムチもおすすめです。

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