Dリーグ参入とダンスチーム──「ゲームを変える」発想
ブランド刷新に努めるアンカー社、新たにプロスポーツの世界にも足を踏み入れ始めている。
きっかけは、オーディオ事業の戦い方にあった。「オーディオ事業はソニー、アップルという大きな企業に匹敵するまで成長してきた。だったら、そのシェアを奪い合うよりも、ゲームを変えようと考えた」。猿渡氏が選んだのが、相性のよいダンスとの組み合わせだった。スポンサードを起点に、チームに名前をつけられることからチームの運営そのものにも乗り出した。
ゼロから立ち上げるのではなく、既存のチームを継承する形での参入だという。現在はチームのディレクター(監督的な役割)が固まり、来季に向けてダンサーの編成を進めている段階だ。
「ディレクターと食事をしたりしながらやっている。自分たちでチームを持つのは初めてなので、『サカつく』(スポーツチーム経営のシミュレーションゲーム)のような感覚で、楽しくやっている」と猿渡氏は笑う。
