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「肉寿司がメニューにある居酒屋はハズレ」と噂されるが…ブームから数年、「火付け役」だった店を秋葉原で確かめてみた

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肉寿司の盛り合わせ
「肉寿司」と聞いて、どんなイメージを持つだろうか(写真:筆者撮影)
  • 大関 まなみ フードスタジアム編集長/外食ジャーナリスト

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肉寿司を出す居酒屋は地雷――ネットではこうした言説がたびたび話題になる。

例えば新宿や池袋のようなターミナル駅の繁華街、雑居ビルの空中階にある個室居酒屋。グルメサイトに掲載されている豪華な料理や内装の写真に惹かれて来店したものの、写真とは全く異なる実物、そして不明瞭な会計に啞然とする…こうした苦い思いをした人は多いのではないだろうか。そうした「地雷」な居酒屋を見分ける方法として昨今、「メニューに肉寿司がある」ことが指標だと囁かれている。

だが、こうしてネット上で十把一絡げに悪者扱いされる肉寿司と、そのメニューを世に広めた元祖の「肉寿司」は、本来まったくの別物だ。そして今、その元祖ブランドが大きな転機を迎えている。M&Aだ。

元祖「肉寿司」を運営してきたのは、「横浜家系ラーメン壱角家」「山下本気うどん」などを手がける外食大手のガーデンだ。そのガーデンが5月、「肉寿司」の商標権と直営する3つのフランチャイズ店の管理権を、同じく外食企業のGOSSOへ譲渡した。ネットで揶揄され続けてきたブランドの看板が、別の企業の手に渡ったのだ。

かつて大ブームとなった「肉寿司」の今

肉寿司は2010年代に一大ブームとなった外食コンテンツだ。その火付け役がこの「肉寿司」である。生みの親はスパイスワークスという外食企業で、「魚ではなく肉を寿司にしたら面白いのでは」と発想したところ大ヒット。しかし、次第に世には模倣品があふれ、徐々に陳腐化。ブームはやがて下火となる。あまつさえ今やネットでは「地雷」呼ばわりされる始末だ。

そもそも「肉寿司」の経営権は、全盛期の2017年にスパイスワークスからガーデンに渡っている。そして、今回このM&Aに至った。筆者はニュースで久しぶりのその名前を聞き、かつて栄華を極めた「肉寿司」の今を確かめに、店舗へ足を運んでみることにした。

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