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「肉寿司がメニューにある居酒屋はハズレ」と噂されるが…ブームから数年、「火付け役」だった店を秋葉原で確かめてみた

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肉寿司の盛り合わせ
「肉寿司」と聞いて、どんなイメージを持つだろうか(写真:筆者撮影)
  • 大関 まなみ フードスタジアム編集長/外食ジャーナリスト
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メニューに「名物 肉おでん」という品があり、おでんなら軽く食べられるかも……と思って注文した。すると、実物はおでんの中に麺がしっかり入っていた。よく見るとメニュー名の上に「北海道味噌ラーメン風」とある。しかしこれは「ラーメン風おでん」ではなく「おでん風ラーメン」ではないか。寿司に次ぐ炭水化物攻撃にめまいがした。

「名物 肉おでん」。「肉」と付くが、入っていたのは薄いチャーシューが2切れ。麺に加えて練り物がたくさん入っており、ボリューム満点(写真:筆者撮影)
これはおでんではなくラーメン。詐欺である(写真:筆者撮影)

さらに、「肉寿司の酢飯」という謎メニューがあったので怖いもの見たさで頼んでみた。すると、本当に酢飯だけが来た。どう食べるのが正解なのかわからないシュールな品だった。ラーメンのスープに投入してみたが、酢の酸味がアンマッチだった。

酢飯だけ盛られた皿が配膳され、シュールレアリスム極まる(写真:筆者撮影)

食べ放題なので残すことがないよう慎重にオーダーをしていったが、やはりおでん風ラーメンは予想外だった。ボリュームたっぷりの麺で満腹に近かったので、すかさずその後に注文していた揚げ物2品を店員さんに言ってキャンセルにしてもらった。まさかおでんに麺が入っているとは思わない。

コスパは悪くない、店は大繁盛

食べ放題コースに加え、ビールや焼酎など1人3杯ほど飲んでお会計は1人5000円弱。想像していたレアで赤身の肉寿司にはありつけなかったが、お腹はいっぱいになるし、気兼ねなく頼める食べ放題システム、秋葉原という利便性の高い立地を考えればいいのだろうか。

店はアルバイトと思しき若いスタッフさんを中心に忙しそうに回していて、接客は最低限の事務的な感じだ。隣の団体客から一気にオーダーが入った際などは料理の提供が遅れがちになった場面もあったが、悪徳食べ放題のような「わざと料理の提供を遅らせて注文量を減らす」といった意図は感じられなかった。

実際に店内は20代の若い人中心に賑わっており、予約なしで訪れた人が断られているシーンも見かけたほどだ。そこまで味や接客にこだわりがないならば、秋葉原の真ん中でワイワイできる場所だと思えばいいのかもしれない。

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