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おかしい、値上げしたのに客数が増えているだと…? 名古屋が誇る外食企業「ブロンコビリー」が貫く"ご馳走の哲学"

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ブロンコビリー
ブロンコビリー店舗外観。入口には「ブロンコビュッフェ」の幟が立つ(写真:筆者撮影)
  • 鈴木 恵美 外食・小売に強いプロ広報/初代プレスリリースエバンジェリスト
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土曜日の午後5時半、すぐに席へと案内された。店内を見渡すと座席は9割ほど埋まっていた。

オープンキッチンの炭火グリル。入店直後から炎と煙が視界に飛び込んでくる(写真:筆者撮影)

目の前に広がる光景に圧倒された

開放的な厨房が、目の前いっぱいに広がる。焼き場では炎と煙が上がり、大量の肉が焼かれている。その奥には「最高においしいお米を、大かまどで炊き上げます!」という幟が厨房の上部に掲げられ、30分ほどかけて米を炊いている。着席すると、店内の大きなモニターにビュッフェや炭火焼きなどの映像が流れていることに気づいた。

店内の厨房には大きな横断幕が掲げられ、米へのこだわりを視覚的に訴えかけている(写真:筆者撮影)

テーブルにはレインボーペッパーとピンクソルトのミル、魚沼産コシヒカリの小さな幟が置かれている。ステーキチェーンらしく、肉に合わせる塩と胡椒を卓上に据えるのは当然のことかもしれない。しかし「魚沼産コシヒカリ」の幟が米への矜持を静かに主張している。

卓上でも、アプリや魚沼産コシヒカリへのこだわりが伝わってくる(写真:筆者撮影)

席は赤いボックスシートで、背もたれが高く、前後左右の席と目が合わない設計になっている。落ち着いた照明とあいまって、家族や仲間との会話が自然と弾む空間だった。

背もたれの高いボックスシート。前後左右の席と目が合わない設計で、落ち着いた食事の時間が確保される(写真:筆者撮影)

一方で、店内が広いためスタッフへの声掛けはややしづらく、呼び出しボタンが欲しいと感じる場面もあった。

注文を終えると5分以内に、ビュッフェ用の皿とスープ、マルドンの塩と和風ステーキソースが運ばれてきた。まずビュッフェコーナーへ向かう。先にスープをいただきながら、この先の食事への期待値が上がる(写真:筆者撮影)

2026年4月1日から「ブロンコビュッフェ」としてリニューアルされたコーナーは、常時渋滞が起きているほどの混雑だったが、スタッフが頻繁に補充と清掃を繰り返しており、にぎわいとして成立していた。

ブロンコビュッフェのコーナー。トマト・レタスなどの生野菜から創作メニューまで多品目が並ぶ。果物やスイーツもある。少なくなったものは補充が頻度高くなされ、選ぶ楽しさを損なわない(写真:筆者撮影)
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