東洋経済オンラインとは
ビジネス #自動車最前線

ブランドロイヤルティを高める「ランボルギーニ・アレーナ」という一大イベントの見どころ

7分で読める
ランボルギーニの公式イベント「アレーナ」がイタリア・イモラサーキットで開催
ランボルギーニの公式イベント「アレーナ」がイタリア・イモラサーキットで開催(写真:Automobili Lamborghini)

INDEX

「ランボルギーニ・アレーナ2026」と名付けられたイベントが、2026年5月9日と10日の週末に、イタリア・イモラサーキットを舞台に開催された。

自動車メーカーにとって重要なのは、いかにブランドロイヤルティを形成するか。つまり、ずっと好きでいてもらうための不断の努力が大切だ。

ランボルギーニは1963年にスタートし、スポーツカーで名声を確立。とはいえ、実は手がけてきた量産モデルはごくわずか。

60周年を迎えたミウラのパレードラン(写真:Automobili Lamborghini)

スパイダーなどボディバリエーションをひとつにまとめ、かつフューオフ(少量生産)やワンオフ(1台のみ生産)といった特別なモデルをカウントしなければ、最新の「テメラリオ」を入れても、20に満たない。

47年設立のフェラーリは、なにをもって“量産”というか判断に迷うところもあるが、69年の「ディーノ246GTシリーズ」(累計3500台強)が登場するあたりまでは、少量の注文生産だった。

テメラリオ(とウルスSE)を使ったドリフト・デモラン(写真:Automobili Lamborghini)

71年の「365GT4BB」(同387台)や、それに続く「308GT」シリーズ(同1万2000台)など、70年代から“量産”モデルが増えていく。特に近年は年に1台以上の新車が発表されている。

ランボルギーニが展開するモデルバリエーションは、「エボ」や「ペルフォルマンテ」といった高性能派生車種を追加する製品ストラテジーにある。

ブランド価値を維持し、高めるために

ランボルギーニの歴史的モデルの人気は、いまだに高い。むしろオークションなどでの価値は上がっている。

ランボルギーニ・アレーナは、ここで述べてきたようなブランド価値を維持し、かつ高めるための方策といえるだろう。

2024年に続き、今回で第2回。初回の成功を受けての開催になった、と現地で説明された。

【写真を見る】ブランドロイヤルティを高める「ランボルギーニ・アレーナ」という一大イベントの見どころ(22枚)
2/4 PAGES
3/4 PAGES
4/4 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象