こうした状態になったときに現れる、不調のサインは以下になります。
・焦燥感
・イライラ
・不安
・興奮しやすい
・思考の過活動(考えすぎ)
・のぼせ
・口内炎
・顔の赤み
・動悸
興味深いことに、西洋医学でも「心腎連関(cardiorenal syndrome)」という概念が近年、特に注目されてきています。
具体的には、心不全が腎機能を悪化させる、腎不全が心臓に負担をかける……という相互関係を指します。さらに自律神経やホルモン(血圧をコントロールするレニン・アンジオテンシン系)、ストレス反応などを介して、精神状態と心・腎の関係も密接であることがわかってきています。
これは漢方の「心と腎は連動する」という考えと非常に近いものです。
今の時期にオススメの養生法
繰り返しになりますが、春~夏は冬に蓄えていた腎のエネルギーを使いながら心が活動する時期なので、腎のケアを怠ると心が一気にバランスを崩しやすいです。
では、どんな養生がよいのか、具体的に見ていきたいと思います。
①「頑張りすぎない」ことを意識する
腎は「使いすぎると減る」性質があるため、とにかく消耗させないことが重要です。今の時期は、生命が活発に動き出す季節です。そのため、無意識にアクセルを踏みすぎる可能性があります。
夜更かしを避ける(特に23時以降)、動きすぎない・働きすぎない、過度な性活動を控える、予定を詰め込みすぎない、1日1回は「何もしない時間」を作るといった過ごし方が、腎の消耗を防ぎます。
②「考えすぎない」ことを意識する
この時期は「考えすぎ」を止めることが重要です。スマホを見る回数を減らして、情報過多にならないことや、深呼吸・瞑想をして頭を一度からっぽにすること、緑を見て目と心を休めるといったことを行いましょう。
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【入浴やストレッチも効果的】
