首都圏の中学受験率は高止まりの状況で、共働き世帯は増加傾向です。かつてのように、母親が子どもの学習管理を細かく行うのは現実的ではありません。
時代の変化を受け、かつては「親のコミットが不可欠」と噂された学習塾SAPIX(サピックス)もまた大きく変化しており、保護者の負担が軽くなる仕組みをつくっていると言います。具体的な変化を見ていきましょう。
塾生の保護者は「共働きが大半」
ひと昔前の中学受験は「専業主婦である母親が、子どもの受験勉強を献身的にマネジメントするもの」という空気がありました。しかし今、その風潮は大きく変わりつつあります。
「20~30年ほど前は、サピックスの保護者会に来るのはほとんどお母さまでした。今は平日でもお父さまがいらっしゃるケースも珍しくありません。
設立当初は『母親同士で連携をとって手作り問題でテスト対策をした』『母親が働いているとすでに第1子の受験を終えた先輩から“本気でお子さんをサポートする気ありますか?”と言われた』などという話を聞いたことがありますが、現在は全くそんなことはありません。働いているお母さまが大半です」
