そう話すのは、サピックス小学部教育事業本部長の広野雅明先生。
家庭学習が多く「自習室開放」を求める声
サピックスといえば、圧倒的な学習量で難関校の合格実績を出すというイメージがあります。
特徴としては、知識の定着のために「自分の手を動かして書く」ことを大切にしていること、また「討論式授業」で考えることや表現することに慣れ、「家庭学習」で自らの考えをさらに深めて知識を定着させていくことが挙げられます。
筆者の子どもも通塾していましたが、ハードなカリキュラムという印象です。授業と教材はほかの大手塾と比べても難易度が高く、家庭学習の量もそれに応じるのが現実です。
そのため保護者からはたくさんの相談が寄せられてきたと広野先生は語ります。
「『家でなかなか勉強が進まないから、サピックスで自習できる場所がほしい』という声は以前からありました。ただ、全校舎で等しく自習室を整備するのは、物理的に難しかった。
教室の数は校舎によってもばらつきがあります。都心部の校舎はそもそも空き教室が少ないですし、講師は授業でフル稼働しており、授業外に常時自習対応をするのは現実的ではありません。そこで、オンライン自習室の仕組みを導入しました」
オンライン自習室サービスを提供するHerazika社とサピックスのコラボレーションで運営されています。サピックス生であれば月額500円で利用可能。PCやスマホからアカウントにログインし、30分1コマでバーチャル自習室に入ることができます。
