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SAPIX本部長が「管理しすぎはNG」「完璧主義は不要」と断言する深い理由…共働き時代に受験伴走はどう変わる?

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サピックスロゴを背に立つサピックス小学部教育事業本部長の広野雅明先生
「保護者の学習管理が欠かせない」と噂されたサピックスに変化が…(写真:筆者撮影)
  • 佐野 倫子 教育ジャーナリスト・作家
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試してみたところ、子どもの顔にはモザイクがかかり、音声はミュートで入るので、オンライン空間の誰かと言葉を交わして集中力が途切れることはなさそうです。運営スタッフが、30分に1回声をかけて1コマがスタート。

学習の様子は録画され、保護者にはメールで圧縮データが送られます。共働きで夕方の勉強には伴走できないという場合のサポートとなりそうですが、子どもによっては録画されることに最初は慣れないかもしれません。

機能としては、週間スケジュールを組んだり、毎日決まった時間に自習を設定したりすることもできます。1コマ勉強するごとにポイントが貯まり、アマゾンで1P=1円として利用できるので、貯めて文房具を買うなどの楽しみもあります。こうした工夫は親子にとってモチベーションになりそうです。

「全部やらなきゃ」に苦しむ保護者

2026年はオンライン自習室以外にも、新しい取り組みがあります。例えば学習アプリ「モノグサ」の導入です。

学習アプリ「モノグサ」の暗記をサポートするクイズ画面(画像:サピックス)

サピックスではこれまで、主に理科や社会の知識確認は“紙ベース”で行ってきました。教材についても練習問題の解答は赤字で印刷してあり、そこに赤シートをかければ隠しながら暗記ができるという調子です。

もしかするとひと昔前であれば、保護者が口頭で出題したり、コピーして何度も問題が解けるようにサポートしたりしていたのかもしれません。

しかし最近では保護者の可処分時間も減少し、できれば効率よく学習をサポートしたいというのが本音でしょう。ほかにも塾に送迎する移動時間を上手く暗記に活用したいのに、大量の教材を持ち歩くのは無理なので不便だ、という声が多く寄せられたといいます。

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