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世界一周でANA「SFC」得た直後に「改悪」?——費用対効果を再考した結論《楽天ブラックとも比較》

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ANAスーパーフライヤーズカード、SFC
世界一周を経て今年2月に切り替えたANAスーパーフライヤーズカード(SFC)(写真:筆者撮影)
  • 浦上 早苗 経済ジャーナリスト、法政大学MBA兼任教員(コミュニケーションマネジメント)

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全日本空輸(ANA)が上級会員向けサービス「ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)」の制度変更を発表し、大きな波紋を呼んでいる。それまではカードを保有しているだけでラウンジ利用などの特典を受けられたが、カードで年間300万円分の決済をしなければ、ラウンジ利用などの特典や、スターアライアンス・ゴールドの資格が失われる。

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筆者は、スターアライアンスの世界一周航空券を使って旅をしたのを機に、今年2月にSFCに切り替えたばかりだった。SFCの「改悪」がなぜここまで物議を醸しているのか、世界一周によってANAのステータスのみならず、「楽天ブラックカード」を入手した経験も踏まえレポートしたい。

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そもそもSFCとは

筆者が「SFC修行」なる言葉を知ったのは、世界一周旅行の半分が終わった頃だった。2024年11月末、ANAから「ブロンズステータスに到達しました」という一通のメールが届いた。

同じころ、旅の様子をSNSで発信していたら、「世界一周航空券でどれくらいプレミアムポイント(PP)がたまりますか?」と質問された。修行経験者には説明不要な用語だが、当時の筆者は何のことか分からず、調べてみて初めて以下の仕組みを理解した。

ANAやスターアライアンス加盟航空会社のフライトを利用すると、フライトマイルとは別にANAの「プレミアムポイント」が積算される。1〜12月の累計で3万ポイントに到達すると「ブロンズ」、5万で「プラチナ」、10万で「ダイヤモンド」というステータスを得られ、さまざまな特典を受けられる。

正直なところ、ブロンズの特典はプラチナ・ダイヤモンドに比べると大きく見劣りする。

空港ラウンジの利用、優先搭乗、専用保安検査場の利用といったサービスはプラチナ・ダイヤモンド会員に提供されるからだ。さらに、これらの両会員には「スターアライアンス・ゴールド」のステータスも付与され、スターアライアンス加盟航空会社でも同様の待遇を受けられるようになる。

ANAプラチナ、スターアライアンス・ゴールドで利用できるニノイ・アキノ国際空港(マニラ)のラウンジ(写真:筆者撮影)

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【世界一周したらSFCの誘惑が……】

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