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世界一周でANA「SFC」得た直後に「改悪」?——費用対効果を再考した結論《楽天ブラックとも比較》

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ANAスーパーフライヤーズカード、SFC
世界一周を経て今年2月に切り替えたANAスーパーフライヤーズカード(SFC)(写真:筆者撮影)
  • 浦上 早苗 経済ジャーナリスト、法政大学MBA兼任教員(コミュニケーションマネジメント)
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楽天ブラックカードは日本の主要国際空港で荷物の無料宅配サービスも年に2回使える。

プライベートで海外の地方都市をたびたび訪れる筆者には使い勝手が良く、家族旅行の機会が一定程度ある間は、保持する価値があると感じている。

プライオリティ・パスで利用できる香港国際空港のラウンジ(写真:筆者撮影)
ほとんどの日本人が知らないであろうベトナムのフーカット空港にもプライオリティ・パスで入れるラウンジがあった(写真:筆者撮影)

あるべき姿に戻ったSFC

ANAのSFCはもともと、出張で各地を飛び回るビジネスパーソンに利便性や快適さを提供する制度だったのだろう。今回の変更は「あるべき姿に戻した」だけなのかもしれない。

それでもこれだけ波紋を広げているのは、ライバルのJALがステイタス制度刷新時に既存会員の既得権益に配慮したのに対し、ANAの対応がドライに映ったからだ。

ANA公式サイトのSFC紹介ページには、かつて「永続的に享受できる」「会員である限りプラチナと同等のサービスを」といった言葉が並んでいた。

特典を半永久的に受けられるという前提があるからこそ、空港から一歩も出ずに羽田と那覇を往復するような行為が一定の価値を持つわけで、その前提を一方的に書き換えられたことに、「裏切られた」と感じる人もいるだろう。

筆者も『SFCがあるから』と楽天ブラックカードの招待をスルーしていたら、冷静ではいられなかったはずだ。今年いっぱいはプラチナのステータスなのだから、今になってみればSFCに急いで切り替える必要もなかった。

いずれにせよ、年会費1万円台の楽天プレミアムカードも前述の通り、2025年にプライオリティ・パスの利用回数を制限した。年会費が安いカードは、付帯する海外旅行保険の利用条件を相次ぎ厳格化している。

相応のサービスを受けるには相応の利用を、というメッセージは明確だ。筆者もこの1年で、カードの選別をしっかり考えたい。

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