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大学進学に、家庭の経済状況はどれくらい影響を与えるのでしょうか? Studyplusトレンド研究所は、「家庭の経済状況は進学の選択に影響していますか?」というアンケートを実施し、結果を公表しています。これを見ると、地域間でかなりはっきりした差が出ています。こちらの表をご覧ください。
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北海道が1.90、九州が1.89、東北が1.82。いずれも「ある程度影響している」にかなり近い水準です。
一方で、関東は1.55、近畿は1.63にとどまっています。都市圏よりも、北海道・九州・東北のほうが、家庭の経済状況が進路選択に重くのしかかっていることがうかがえます。「進学は学力だけで決まる」というわけでなく、そもそも進学先の選び方そのものが、地域によって経済条件の影響を強く受けているというのが今の状況だと言えるでしょう。
東大生になるまでの教育投資の総額平均は約870万円
では具体的に、家庭の経済状況が進学にどう影響するのでしょうか?この問いの回答としてまず思い浮かぶのは、こういう話でしょう。
「私立大学は学費が高いから難しい。できれば国公立大学に行ってほしい」
こうした親の意向は、今もたしかにあります。
実際、地方では大学そのものの数が少なく、県外進学になれば学費だけでなく、下宿代や生活費もかかります。だから「行ける大学」ではなく「通える大学」「家計が耐えられる大学」が優先されやすい。北海道、東北、九州で経済状況の影響が強く出たのは、まさにそういう現実があるからでしょう。
ですが、今の進学格差は、大学の学費だけでは説明しきれません。もっと手前の段階、つまり塾や予備校にどれだけお金をかけられるかという差が、かなり大きくなっていると思います。

