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キャリア・教育 #生まれつきの才能は不要 東大「逆転合格」の作法

東大合格までの教育投資は870万円!もはや"気合いで逆転"は不可能?令和に教育格差が広がる必然

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ドラゴン桜
(漫画:©︎三田紀房/コルク)
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東大合格者へのアンケートをもとにした試算では、「東大生になるまでの教育投資」の総額平均は自己申告ベースで700万円、通っていた塾や学校などから推計した“より現実的な数字”では約870万円とされています。ここには塾・予備校だけでなく、私立校の学費や習い事も含まれていますが、少なくとも難関大受験がかなりの金額を要する世界であることは間違いありません。

もちろん、この数字はすべての受験生に当てはまるわけではありませんし、東大に行くには必ずそれだけのお金が必要だと言いたいわけでもありません。実際、塾に頼らずに合格する子もいます。

しかし、現実には難関大受験の世界で、塾や予備校、模試、教材、学校外の学習環境が大きな役割を果たしているのも事実です。受験の勝負が大学入試の当日だけで決まるのではなく、それまでの十数年の教育投資の積み重ねで左右されやすくなっている。そこに、今の受験の厳しさがあります。

昔に比べれば支援制度は確実に広がっています。私立高校無償化も進んでいるため、私立高校に通っていても授業料がかからないという家庭もあります。

とはいえ、私立高校に通えているからといって、受験競争に必要な教育投資が十分にできることは別です。塾代、予備校代、模試代、交通費、遠征費、学習環境を整えるための費用は今の時代かなり多く、制度が広がったとしても、難関大受験の入口に立つためのハードルが消えたとは言いにくいのです。

そもそも「教育にお金をかける」発想がない家庭も

そして、自分がもう一つ注目しているのは、経済的に余裕があるかどうかと、教育投資をするかどうかは、必ずしも一致しないということです。

家庭によっては、年収が高くても「塾や予備校にそんなにお金をかけなくてもいい」と考えることがあります。逆に、余裕がなくても、教育には最優先でお金を回そうとする家庭もあります。

つまり、進学格差を生むのは、使えるお金の総量だけではありません。「教育にお金をかけるのは当たり前だ」と考える家庭と、そうではない家庭の差もまた、とても大きいのです。

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