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致死率50%「ハンタウイルス」の正体 新型コロナの"次のパンデミック"となるリスクは?【感染症に詳しい医師が解説】

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ハンタウイルス感染者
カーボベルデ沖のクルーズ船「MVホンディウス」から搬送されるハンタウイルス感染者(写真:DrTedros via X/提供:Anadolu via Getty Images)
  • 久住 英二 立川パークスクリニック院長

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聞き慣れない名前のウイルスが今、世界中で注目されています。

5月2日、南大西洋上を航行しているクルーズ船MVホンディウス号で、ハンタウイルスの集団感染が発生したことが、WHO(世界保健機関)に報告されました。また、乗客3人が死亡したことが報じられています。

このハンタウイルスとはどんなウイルスなのか、症状や治療法、新型コロナの"次のパンデミック"となるリスクはあるのか、などについてその実態に迫ります。

致命率40〜50%の感染症

ハンタウイルスとは、専門的には「オルソハンタウイルス」と言い、主にネズミやハタネズミなどのげっ歯類によって運ばれます。

ハンタウイルスにもいくつかタイプがあり、主に北アメリカ大陸で見られるのがシンノンブレウイルス、南アメリカで発見されたのが、アンデスウイルスです。いずれのウイルスも、致死率が40~50%ともいわれる「ハンタウイルス肺症候群(HPS)」という、急性呼吸器感染症を引き起こします(症状については後述します)。

今回の感染者の検体から検出されたハンタウイルスは、後者のアンデスウイルスで、死因はハンタウイルス肺症候群の可能性があります。

このほかに、フィンランドのプウマラ地域で初めて発見された、プウマラウイルスもあります。こちらはアンデスウイルスに比べて重症度は高くないとされています。

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【ヒトからヒトへ感染は?】

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