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閉鎖寸前だった昭和の《回転レストラン》が再び絶好調、客の7割が若者→Z世代がハマる"意外な理由"

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昭和の「回転レストラン」開業68年で絶好調のワケ(写真:筆者撮影)
  • 佐藤 大輝 肉体派ライター・ウーバー配達員ライター

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「回転レストランのあるフロア、須磨浦回転展望閣は昭和33年(1958年)3月19日にオープンしました。床が360度回転するユニークな施設として、約68年の歴史があります」

そう教えてくれたのは、施設の運営元である「須磨浦山上遊園」鉄道事業本部・企画部主査の田村将樹さん。

床が360度グルグル回る「回転レストラン」は、昭和時代には全国で50店以上あったとされるが、現在は片手で数えられる程度しか残存していない。兵庫県神戸市にある『喫茶コスモス』は、現役で営業を続ける数少ない回転レストランの1つだ。

一度は「施設を閉鎖しようか」と考えるほどの経営状態に陥ったそうだが、“昭和レトロブーム”などが追い風になり、ここ3年で経営は右肩上がり。休日には行列ができるほどの盛況で、訪れる客は若者が多い。

なぜ昭和感のある施設に若者が押し寄せているのか。今までの歩みと共に、田村さんに話を聞いた。

前編:《回転レストラン》って知ってる?…山頂から“全席窓側”で絶景を楽しめる「超穴場スポット」が最高だった
昭和の頃の様子(写真:須磨浦山上遊園)
【写真を見る】閉鎖寸前だった昭和の《回転レストラン》が再び絶好調、客の7割が若者→Z世代がハマる"意外な理由"(15枚)

経営危機が180度回転→絶好調に変化したワケ

2026年3月。私はロープウェイとカーレーターを乗り継いで、喫茶コスモスを訪れた。昭和感が漂う店内には10~20代、いわゆる「Z世代」と呼ばれる若者たちが楽しそうに談笑していた。利用者の70%ほどが、Z世代の若者で占められていただろうか。

須磨浦山上遊園の目玉の一つであるロープウェイ、この往復利用者数は昭和33年に74万人。昭和38年には91万人。昭和44年には80万人を記録。いわゆる“全盛期”を迎える。

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【2020年、利用者数は7万2000人にまで落ち込んだ】

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