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閉鎖寸前だった昭和の《回転レストラン》が再び絶好調、客の7割が若者→Z世代がハマる"意外な理由"

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昭和の「回転レストラン」開業68年で絶好調のワケ(写真:筆者撮影)
  • 佐藤 大輝 肉体派ライター・ウーバー配達員ライター
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乗車中は上下左右にガタガタする。お尻のダイエットになりそうだ(写真:筆者撮影)

田村さんは「カーレーターはできるだけガタガタしないよう、測量したり部品を交換するなど、念入りにメンテナンスしている」と教えてくれた。けれど構造上、どうしてもブレーキをかけるエリアで“揺れ”が生じる。これをお客様が「面白い!」と喜んでくれる……。施設運営側としては、ちょっとだけ複雑な心境を抱えていると、田村さんは苦笑いで教えてくれた。さらにもう一つ、田村さんには“小さな悩み”があるそうだ。

どうやってお客様に「回って」もらうかが今後の課題

「切符売り場の隣りに『お土産の販売コーナー』があるのですが、少し目立たない場所にあるんです。なので、お客様に気付かれないまま、お客様が電車で帰ってしまう流れが定着しておりまして……。いかにして存在に気付いてもらうか、どうやって“動線”を引いていくかに頭を悩ませております。この改善が今後の狙いと言いますか、今後の課題ですね」

筆者は2026年3月に同地を訪れたが、お土産屋があることにまったく気が付かなかった。どんな商品が販売されているのか聞いてみたところ、税込500円の「ゴーフル」や税込700円の「ロープーウェイクッキー」。回転レストランに来場した方がXに投稿、バズった写真をヒントに生まれた税込800円「まわる喫茶キーホルダー」などが販売されているそうだ。

Xの投稿をヒントにして作られたキーホルダー(写真:須磨浦山上遊園)
店内に入る前、階段の壁にあったこの光景が、まさかキーホルダーになるとは⋯⋯(写真:筆者撮影)

回転レストラン『喫茶コスモス』へ訪れる際は、ぜひ帰り際にお土産コーナーにも「回って」いただき、商品を吟味してほしいと願う筆者なのであった。

前編を読む→→→《回転レストラン》って知ってる?…山頂から“全席窓側”で絶景を楽しめる「超穴場スポット」が最高だった
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