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閉鎖寸前だった昭和の《回転レストラン》が再び絶好調、客の7割が若者→Z世代がハマる"意外な理由"

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昭和の「回転レストラン」開業68年で絶好調のワケ(写真:筆者撮影)
  • 佐藤 大輝 肉体派ライター・ウーバー配達員ライター
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回転レストラン『喫茶コスモス』(写真:筆者撮影)
店内の光景(写真:筆者撮影)

「けれど今は来場者の70~80%くらいを若い人たちが占めています。2023年の11月に『マツコの知らない世界』で喫茶コスモスを紹介してもらったのですが、これを見た若い人が来場して、Xやインスタに写真や動画を上げるようになって……。正の連鎖と言いますか、好循環が生まれるようになりました」

喫茶コスモスは平日に50組~100組。土日祝日は150~250組ほどが来店する。休日はレジ前に行列ができ、席が空いたらすぐに埋まってしまうそうだ。とはいえ回転レストランは重くなり過ぎるのを防ぐため、座席数(現在約50席)を増やすことは規定上難しい。ちなみに1組あたりの平均単価は1500円前後。看板メニューは税込700円のクリームソーダと、税込600円のピザトースト。

筆者は税込700円の「クリームソーダ」と税込850円の「そばめし」を購入。どちらも美味しく頂戴した(写真:筆者撮影)

「ここだけの話、今でこそ絶好調の喫茶コスモスですが、15年くらい前までは“鳴かず飛ばず”の状態でした。ロープウェイとカーレーターに乗って山の上まで登ったら、景色を楽しんでそのまま帰っちゃう。いろいろと対策はしたんですよ。クリスマスの日にケーキやホットココアを出してみたり、ラム肉でジンギスカンを作ってみたり……」

“人”と“メニュー”を大幅に入れ替え、『マツコの知らない世界』が決定打に

「だけど全部ダメだったので、4~5年前に喫茶コスモスの“人”と“メニュー”を大幅に入れ替えました。それまでは施設の社員が働いていて、メニューも簡易的なものが多かったのですが、これを経験豊富な料理のプロにお任せしたんです。メニューも一から見直してもらいました。そしたら口コミで『美味しい』というコメントが目立つようになり、お伝えした『マツコの知らない世界』が決定打となって、現在の人気に至っています」

メニュー表(写真:筆者撮影)

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【回転レストランの点検は3カ月に1回】

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