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技術革新によって感情の研究が大きく進み、感情の「シフター(変換装置)」には多くの種類があることがわかってきた

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感情のメカニズムについて科学は多くのことを明らかにしつつあり、感情をコントロールするさまざまな方法が提唱され始めています(写真:Fast&Slow/PIXTA)

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喜び、怒り、悲しみ、愛……。感情は私たちの人生そのものとも言えるが、私たちは不安や恐怖といったネガティブな感情に振り回されがちでもある。では、どうすればそれらの厄介な感情を能動的に管理することができるのだろうか。科学的な知見に基いた、感情をコントロールし心を整えるツールキットを紹介する『Mood Shift(ムード・シフト)』より、一部抜粋・編集のうえ、お届けする。

明らかになってきた感情の働き方

『Mood Shift(ムード・シフト): 「感情」をコントロールし、気分に振り回されないための科学的根拠に基づくテクニック』(東洋経済新報社)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

感情とは、ポジティブなものもネガティブなものも、われわれがこの世界で生きていくためのツールだ。それは、誰と恋に落ち、誰を嫌いになるかを左右する。夢をかなえるために長時間働く動機となり、憧れがもはや役に立たなくなればそれを抑え込んでくれる。

健康と活力で暮らしを満たすこともあれば、大切なものを見失ったときにはエネルギーを奪うこともある。他人との親密な絆を維持できるか、それとも対立に満ちた人間関係に陥るかの分かれ目になることも多い。

ところが、われわれの生活に甚大な影響を及ぼしているにもかかわらず、感情のボリュームを上げ下げする方法、あるいは、ある感情の状態から別の状態へ優雅に移行する方法について、科学的根拠のある指針を手にしている人はほとんどいない。

過去20年にわたり、われわれは感情のこうしたメカニズム――つまり、感情の働き方を説明する心理学的・神経学的な「仕組み」――の理解に関する科学的なルネサンスと、それらのメカニズムを測定・検証する新たな手法の爆発的な普及を目の当たりにしてきた。

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【技術革新が一変させた感情に対する考え方】

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