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現場発!深刻化する教員不足への「大胆」な改善案 文科省のピントが"ズレた対策"では限界 《教職志望でも「尻込み」》

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  • 齋藤 浩 神奈川県相模原市新採用教員指導員、教育著作家
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そこで、まず一人ひとりの教員に個室を提供することを提案したい。ただし、予算の関係で新たに部屋を作ることはできないだろう。そこで、少子化の影響でできた空き教室を使い、間仕切りをして半個室のようにするという方法ではどうだろうか。

多くの教職員でごった返す職員室ではなく、放課後に冷暖房を一人で使う後ろめたさを感じる教室ではなく、何人かの教員が過ごす半個室である。児童・生徒、保護者との人間関係で疲弊している教師にとって、第三の居場所づくりになることが期待できる。

夏休みは「出勤停止」に

もう1つ、夏休み期間の出勤をなしにしてはどうだろうか。対人関係に悩むことが多くても、「夏休みに一度も顔を合わせずに済むなら……」と考えるだけでリフレッシュできるはずだ。

「先生は夏休みで授業がないのに、給料をもらっているんですか?」

多くの声を受け、教員は肩身の狭い思いをしてきた。夏休み中でもさまざまな会議や研修をこなす必要があり、半ば無理矢理に枠を埋められてきたのである。

そこを文部科学省の音頭のもと、思い切って出勤停止にする。保護者や他業種から異論が出そうだが、今学校は小手先の解決策では済まないほどの危機に陥っていることを忘れてはならない。

こうした大胆な対策をしなければ、教員志願者は減少する一方だ。精神疾患で休職を余儀なくされる教員も減らないだろう。

「それでも、教師という仕事は魅力があるのです」

精神論を振りかざすのではなく、実際に今現在追い込まれている教師たちの憂いを断つことで、若者にとって魅力ある職場にしたいものだ。

東洋経済education×ICTでは、小学校・中学校・高校・大学等の学校教育に関するニュースや課題のほか連載などを通じて教育現場の今をわかりやすくお伝えします。

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