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いまだに経営者のトラウマ…2008年「リーマンショック」の真因 「血流」としての経済循環の悪化を解説

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  • 上野 泰也 マーケットコンシェルジュ代表

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「リーマンショック」で起きていたことを、わかりやすく解説します(写真:kurosuke/PIXTA)
お金は「血液」にたとえられることがあります。血液が全身を巡って体を生かすように、お金も循環して社会と世界を動かしているのです。そのため、お金の流れが滞ると社会全体に大きな影響を与えてしまいます。2008年のリーマンショックもその一例です。
上野泰也氏の著書『本当の自由を手に入れるお金の減らし方』から、上野氏と娘・ミドリの対話形式で紹介します。

リーマンショックでは何が起きていたのか

ミドリ:リーマンショックって、結局何が起きたの?

上野:簡単に言うと、家を買うためのお金を借りすぎた人がたくさんいて、返せなくなって大変なことになってしまったんだ。

ミドリ:家を買うお金って、住宅ローンのこと?

上野:そう。ふつうは公務員やサラリーマンみたいに、毎月決まったお給料がもらえる人に貸すんだ。この人たちを「プライム層」という。

ミドリ:でも実際は違ったの?

上野:銀行がもっと儲けたくて、お給料が少ない人やアルバイトの人にも貸し始めた。こういう人たちを「サブプライム層」と呼ぶんだ。

ミドリ:お給料が少ない人にお金を貸して、ちゃんと返してもらえるの?

上野:それが問題だった。でも銀行は巧妙なことを考えた。最初の2年間は金利を安くして、3年目から高くするという方法だ。

ミドリ:どういうこと?

上野:たとえば、最初は月5万円の返済だったのが、3年目には月10万円になる。でも銀行は「大丈夫、家の値段が上がってるから」と言っていた。

ミドリ:家の値段が上がってるとなんで大丈夫なの?

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【予測に反して家の値段が下がり始める】

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