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ライフ #東京で最初に住んだ街

「通勤が辛すぎる、引っ越そう」→「なんて便利な街だろう」 神奈川の端出身、23歳彼女が東京で最初に住んだ「地味だが一人暮らしに最適な街」の実態

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  • 市岡 彩香 ナレーター、MC、フードライター

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環七通りに面している方南町駅。近辺にはチェーン店の飲食店やお惣菜屋さんが並んでいる(筆者撮影)
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進学、就職、結婚……人は様々な理由で東京に移り住む。しかしずっと同じ街に暮らすとは限らず、一度引っ越すと、その街に何年も足を運ばないケースも――本連載ではそんな「東京で最初に住んだ街」を、様々な書き手が久しぶりに歩き、想い出の中の街と現在の街を比べていきます。第9回はフードライターの市岡彩香さんが、方南町で過ごした日々を振り返ります。

久しぶりに東京で最初に住んだ街、杉並区の方南町を訪れた。引っ越してから一度も帰る機会がなかったため、約10年ぶりの再訪である。

当時は必ず中野坂上駅で乗り換えなければ辿り着けなかった方南町駅だが、現在は丸ノ内線の運行が変わり、東京駅からも、新宿からも、銀座からも、乗り換えなしで直通でアクセスできるようになっており、時の流れを感じた。

丸ノ内線の終着駅にある、方南町駅。駅自体は小さいがアクセス抜群な穴場だ(筆者撮影)

神奈川から東京へ上京、上京前は終電を逃して痛い目に

筆者の実家は、神奈川県茅ヶ崎市にある。東京の隣県のため、「上京する意味はあるの?」と思う人もいるかもしれないが、私の実家は最寄り駅まで徒歩40分で、駅までのバスは1時間に4本くらいしかなかった。

自転車で15分かけて駅に向かい、そこからさらに電車で1時間半。当時勤務していた会社には片道2時間弱かかり、通勤だけで体力を消耗していた。

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【「最寄り駅まで徒歩40分」はメンタルにくる】

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