小学生が1カ月に読む本の冊数は平均約12冊。読む前からやる気をなくしている子どもたちに働きかける親のしかけとは

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図書館で本を選ぶ少女
「本を読みなさい」は逆効果。ではどうすれば……?(写真:Hakase/PIXTA)
小学生が1カ月に読む本の冊数は平均約12冊(2025年全国学校図書館協議会)。実は子どもの読書冊数は、この30年間大幅に増えている。これを多いととらえるか少ないととらえるか。
「それなのに我が子は全然本を読まない」という親の声をよく聞く。個人差や学年差はあるだろう。しかも、ネットという便利なツールに常時接続しているのがいまの子どもたちだ。
ネットに情報があふれている時代だからこそ、大人の私たちは本から得られる知識の重要さを再認識している。自分が知りたい情報は検索すれば得られるかもしれないが、“ピンポイント”以上の情報・知識に触れる機会が減っている現代社会。学習マンガ『となりのきょうだい 世界ミラクル探検隊』シリーズでは、世界の芸術や歴史や文化を幅広く知ることができ、視野を広げる1つの扉になるようだ。
幼いころの私たちの興味を広げてくれたのは、本や雑誌や漫画……手に取ったあの1冊だったのではないだろうか。いま、子どもたちの知的好奇心をどうかき立てられるだろうか。

YouTubeやゲームに負けない本はある?

子どもたちが本を開いて、ゲラゲラ笑っている。

本当は静かに集中して読むものだ、という人もいるだろうが、読書離れが加速する今、そんな理想論だけでは回らない――それが実感だ。

となりのきょうだい 世界ミラクル探検隊 絵画から消えたナポレオンを追え!編
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学校で決められた図書の時間でも、低学年のうちは喜んで本を探す子も多い。ところが高学年になると、「どれを読めばいいかわからない」とか「文字ばかりでやる気なくす」と、本棚の前で固まってしまう子も出てくる。

文章は読めるのに、家庭では幼少期に読んだ絵本以来、本を開いている姿を見たことない。そんな話も珍しくない。

冒頭で紹介した小学生の読書量が月平均12冊というのも、高校生になると月平均1.4冊にまで落ち込む。

さらに家には、YouTubeやビデオゲームという“いつでも楽しませてくれる装置”がある。天気にも左右されない。自分の興味に合わせてコンテンツが自動で出てくる。

それを無視して本を開いてもらうのは、親にとってはかなりの難題だ。

だからこそ、我が家は発想を変えた。

「本を読みなさい」は、子どもにとって「勉強しなさい」と同じ周波数に聞こえるらしい。

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